オンライン英会話サービス感想企画の第3回です。今回は大手のDMM英会話をご紹介しようとおもいます。大手の英会話スクールですし、広告宣伝も積極的で皆さんご存知かと思います。実態はどうかという感想を述べようと思います。
DMM英会話の強みとは:アウトプット特化に向いています
改めて説明は不要でしょうが、大手のオンライン英会話スクールです。かなり老舗になるのではないでしょうか。
https://eikaiwa.dmm.com/guide/
低価格でありながら、質の高いレッスンを受講できるのがDMM英会話の強み。合格率わずか5%の難関をくぐり抜けたエリート講師陣が、やさしく丁寧に教えてくれます。豊富なレッスン教材はすべて無料、そしてリアルタイムで講師と共有されるなど、オンラインレッスンに最適化された独自の教材システムでレッスン可能。ベストセラーになった「瞬間英作文シリーズ」もご用意。24時間いつでも受講できるので、お忙しいかたにも無理なくご利用いただけます。さらに、有料会員の方は英語学習プログラム「iKnow!」が無料で利用可能。iKnow! で単語を覚えて、レッスンで覚えた単語を使うなど、インプット学習もアウトプット学習もできるのが大きな強みです。
コストパフォーマンスを前面に押し出したアピールをされています。業界的にもかなり安いレッスン料でありながら、レッスン教材が豊富でインプットアウトプットともに学習可能なことが強みとして紹介がされています。
利用してみた感想
DMM英会話の利用実績としては大体4,800分、100レッスン弱という状況ですね。私はQQイングリッシュと併用しています。約100レッスンを受けて感じた感想を書いていこうとおもいます。
良い面
レッスン教材や特典が豊富
自負されているだけあってレッスン教材は豊富だと思います。市販教材もたくさんあるのですが、特にオリジナル教材のデイリーニュースは秀逸だと思います。毎日何らかのニュースをもとにフリーディスカッションができるというのはアウトプット力向上には欠かせない要素と思っています。比較的トピックとしても面白い物が多くて、「私の国では・・・」といった様な会話ができるのでお勧めです。
結構簡単なところからスタートして、最後はディスカッションみたいな教材が多いのですが、レッスンの進め方はかなり先生の裁量に委ねられており、予約の際に事前にリクエストとして教材の使い方を講師にお伝えして、自分の思い通りにレッスンを進めてもらうことも可能です。
また、私はまだうまく使えていませんが、iKnowという単語学習サービスも英会話サービスと連携しており、レッスンで出た単語を単語帳に登録して記憶するということも可能ですし、便利です。
世界中の先生とお話ができる
英語はやはり世界一使われている言語なだけあって、いろいろな訛りが存在します。世界中の先生がいるということはいろいろな英語を聞くことが可能ということでリスニング力の強化に役立ちます。もちろん先生なので強烈な訛りのある先生はいないのですが、若干訛りを感じ取れたりします。私はスペイン語圏の英語が聞き取れないことが多いので集中的にレッスンに活用したりしています。
価格が安い
これが一番大きいです笑。かなり安いと思います。毎日25分であれば基本6,480円、ネイティブプランであれば15,800円で受講できます。英会話はアウトプット量がナンボな部分がどうしてもあるので機会を安く作り出すことができるということは最大のメリットだと思います。
また料金プランも考え方は明確で基本的には一日に何レッスン受けるか、ネイティブ講師のレッスンを受けたいか、という部分だけで決定できます。
うーん、な面
講師の予約がやや取りにくい(特にネイティブ)
ネイティブのスピード感などに慣れたくてネイティブプランに加入したのですが、特にネイティブの先生の授業はなかなか予約しにくいです。もちろん選ばなければ先生はいるのですが、ある程度評価のある先生はすぐに予約が埋まってしまう状況です。
そもそも時差の問題もあると思っています。私は普段朝英会話する様にしていますが、ネイティブの先生は概ね昼から夜にかけて予約可能なことが多く、私の生活とは噛み合っていません。結果的にフィリピン講師の授業を受けることになりがちで、あまりネイティブプランの意味はなかったかなと思っています。
先生の質がまちまちでインプット向けではない
先生は専業でやっておられる方もいれば、副業として取り組まれている方もいて先生のレベルはまちまちです。副業だから悪いということでもなく、専業よりハイレベルな方もいたりするわけなのですが、それを探し出すまでがかなり大変です。
一応決められたカリキュラムはあるのですが、結構濃淡まちまちな感じがします。また、先生によってはずーっと自分の見解を話し続ける様な方もいますので、その場合カットインしなければなりません。なので、先生に教えてもらってみたいなインプットはあまり期待できないです。自分からかなり働きかけが必要だと思いますので、必ずしも初学者向けではない気がします。
レッスン環境
これは先生が自宅からレッスンしているのでやむを得ないと思いますが、画質や音声が悪い先生がこれまで紹介したサービスと比較するとどうしても多い印象です。特にアフリカやカリブの先生はそもそもWifiがあまり強くないのか私が受けた方々はレッスンが寸断されがちでした。専用のツールは使いやすいのですが、残念な部分です。
まとめ
DMM英会話について書いてきました。個人的には次のような方に向いているとおもいます。
- ある程度勉強したのでとりあえずオンライン英会話に触れてみたいという方
- とにかくアウトプットや場慣れしたいという方
- ある程度自分でカリキュラムなど考えてレッスンを受けたいと思っている方
とにかく場馴れしたいという方、今のレベルを維持していきたいという方にはかなりお勧めできると思います。一通りオンライン英会話の比較をしてきましたが、活用方法等々も書いていこうと思います。また次回。ではでは。
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