前回までの2回にわたって会話力の方の学習方法を記載してきました。会話力は大きくは内容力と構成力の2点から構成されると私は考えています。
内容力について
内容力は何かというと、そのものずばりで会話するトピックの提供力のことを指しています。
内容力の訓練方法はどれだけ興味の幅を広げられるかと言うことにつきます。
いろいろな考え方や物事に対して興味を持つことが重要であるということを説明しました。
一方で、どれだけ興味を持っていても、相手の考えが読めないことがあることは否めません。その場合には相手から引き出すということを考えることを説明しました。色々と自由回答になる疑問を相手に投げかけてみたりすることで自分の回答が可能なテーマになるまで会話を広げることが方法論としてあることをゲームのターン制になぞらえてスキップをする方法として説明しました。
構成力について
構成力は何かというと、ロジカルと言う用語で一般的に言われますが、内容ではない部分でわかりやすい会話の段組みを作るスキル、として定義しています。
文構造だけである程度意味がわかる英会話では重要なスキルとご説明しました。
構成力が優れているだけで、内容が伴っていない場合であってもうっすらと言いたいことがわかるものだというご説明をしました。
内容力の訓練方法
時間が非常にかかることをご説明した上で、まずは日本語でも学習できることとして、日常から雑誌やYoutubeやなんでも問題ないので、アンテナを広げるようにしましょう、とご説明しました。
英会話レッスンの際には、先生の吟味をするという方法があると説明し、具体的には「DMM英会話」のフリーワード検索を用いた具体例で吟味の方法をご説明しました。
構成力の訓練方法
構成力の訓練方法は、英会話レッスンを受ける際に事前予習をして先生に添削をしてもらうこととご説明しました。マテリアルにある自由回答の問題をピックアップしてみて、日本語でも構わないので頭の中で回答の骨子を作り、それに基づいて英語で説明するということです。
1つ1つに時間をかけると習慣化が苦しくなってきますので、10分で区切る、1つの問題だけがんばるなど飽きない取り組みをしてくださいと説明しました。
最後に
会話力の話はピンと来にくいかもしれませんが、内容力を語彙力、構成力を文章表現力として捉えると英語学習の観点と似たようなものだとわかるかと思います。時間をかけてレベルを上げるところ、速やかにレベルアップが可能なところに課題を切り分けて、着実に積み上げた勉強をすることが大事だと思います。
英語力と会話力の話は今回で1度打ち切って、次回以降は各論で勉強したことを記録したりしようかなと考えています。 ではでは。
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