昨日はDMM英会話のデイリーニュースの基本的な利用方法について触れてきました。今日は応用編です。ここまでやるかは人それぞれだと思いますが、個人的にはかなり効果があると思っています。
まず結論から言います
同じレッスンをもう一回受けることです。おそらくみなさん「え!?」って思いますよね。
基本編で記載しているレッスンの受け方で、かなり予習復習も含めて学習しているのに、「もう一回同じレッスンを受けるのは時間やお金の無駄なんじゃないか」と思われてしまうのも当然かと思います。
なんでもう一度レッスンを受けるのか
一言で言ってしまうと、何がわかっていなかったのか答え合わせが必要だからです。
最初にレッスンをした時には、うまく話せないということが普通だと思います。ただ、これがなぜうまく話せていなかったのか、そこがクリアにならないまま次のレッスンに進んでしまうのは非常にもったいないと思います。
基本編を順当にこなした方は、この段階で単語も完璧、記事の内容もバッチリ、ディスカッションでうまく話せなかった部分もクリアになっていると思います。
この段階でも復習としてもかなりハイレベルと思います。ただ、この中でディスカッションの部分は、次に記載する通り、実はこの段階からもう一段階レベルを上げることができます。
わからない部分の明確化ができる
記事の内容が完全に頭に入っていて、言いたいことがはっきり言える状況になっている、いわば試験でいうカンニング状態になっているはずです。この状況下でうまく話せない、話にくいということが生じるのであれば、そこがまさに定着していない部分ということになります。ここを明確にすることがこの方法の大事な部分です。
会話力のもう一段の向上が可能
また、ディスカッションにおいては想定していない会話が生じることがあります。自分の見解をはっきりと述べて、その内容がかなりいい感じのレベルであれば、大体の場合において先生から色々と自分の見解についてツッコミをしてもらえます。まさにここが会話力向上のために重要だと思っています。
具体的な方法
事前準備
事前準備と言える事前準備は不要です。基本編でやった学習そのものが事前の準備になります。レッスン自体が復習だと思ってもらえれば良いと思います。
強いてあげるとすれば、レッスンの予約の時に、単語のセクションを飛ばすことは同じなのですが、加えてディスカッションをじっくりやりたい、というようなリクエストを合わせて行うといいと思います。
レッスン中
文章の音読セクションについては基本編と同じです。まずシャドーイングをして、次自分が音読する時に意味を改めて確認していくイメージで進めます。いろいろな発音を聞くことが大事ということと、精読した内容の再確認が趣旨です。
音読は飛ばしてもいいのですが、DMM英会話の良さはいろいろな先生とお話しする中でリスニングスキルが磨かれるということだと思います。頭ではっきりと発音がわかっている音との違いを感じてみてください。
そして一番大事な部分、本題のディスカッションです。自分の完璧な内容の回答をするように心がけてみてください。ただし、準備されている内容の読み上げは意味がないので、何もみないでお話ししてみてください。
そうすると、基本編でクリアになった完璧な回答から若干単語や文法がブレてお話ししてしまうことがあると思います。私はブレていいと思います。この「ブレたな」という部分が、頭に定着していない単語や文法規則になりますので、ここを押さえておいてください。
また、先生から追加で質問が来るとやはりこれはどう答えたら良いかという部分が出てくると思いますので、それもメモを取っておいてください。
レッスン後
基本編と同じでいいと思います。基本編において復習結果を形に残していると思います。それに今回のレッスンで不明確で合った部分やうまく話せなかった部分を書き加えていってください。
また、先生と対話する中で英語で表現できなかった内容については基本編と同様にしっかりと英語に書き起こしてメモしておきましょう。
これでデイリーニュースの1つの記事に対して実施する学習内容です。ここまでやればそのトピックについてかなり自分の見解をお話しできると思います。
QA
何回レッスンをすればいいか
これは理解度によると思います。記事の難易度と英語力との兼ね合いによる部分が大きいと思います。大事なことはしっかりと把握している内容でお話しをすることで、1回目のレッスン時に不明確でわからなかった部分を2回目のレッスンでしっかり特定して、クリアにするということがこの方法の肝になります。
とはいえ、私の経験上基本は2回で十分だと思います。基本編でかなり内容理解はクリアになっていると思います。MAXでも3回以上は逆に効率が良くないと思います。
先生は変えた方が良いか
先生は変えても変えなくても問題ないと思います。ただ先生側も「アレ!?」となる可能性が大で、なんでもう一回同じレッスンをしているのかという説明するのが大変かなと思います。また、新しい観点から色々と突っ込んでもらえた方が新たな学びに繋がる機会があるので、私は変えた方がいいかなと思います。
先生のチョイスとしても評価を見て、色々と言ってくれそうな先生を選ぶと「私もそう思う」だけで会話が終わらず、レッスンがより濃密になると思います。
まとめ
応用編いかがでしたでしょうか。まとめますと次の通りです。
- 基本編に沿って自分の疑問点やうまくできなかったと思う箇所をしっかりクリアする
- もう一度レッスンを受けて、改めて完全に理解している状況下で知識を使いこなせるか試す
- 新しく出た疑問点についてフォローしてさらにレベルアップ
DMM英会話、デイリーニュースの使い方応用編の説明でした。私自体はこの方法でかなりレベルが上がったと思っています。わかったと思うことをわかったに変える大事な作業です。頑張りましょう。ではでは。
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