前回英会話を習得するのは意外にも日本でもできる部分があるというお話をして、英会話のレベルアップの要素を次の通り分解しました。
1.英語での送受信の能力(英語知識) × 2.会話力(何をどう話すか)
このそれぞれについて私が実施してきた方法や感じたことの概略を書いていこうと思います。今回は1から入っていこうと思います。概略なので細かいハウツーはまた別記事で書こうと思います。サラーっと読んでいただければと思います。
英語での送受信の能力とは何か
これはピンときやすいと思います。文字通り英語の学習レベルの話です。日本語でも勉強できる部分があるといっても、ここのレベルが高いに越したことはないです。なんのゲームでもルール知らないで取り組むより、ルールがわかっているのに越したことがないということですね。
4技能といってリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングがありますが、実際にはこの他に、これらの技能を支える単語、語法、熟語、文法の勉強が必要になってくると思います。別記事でおすすめの本とかも含めてまとめてみます。
Step1.初期段階の学習(TOEIC500位まで)
実際にどこから手を付けるか、という議論がありますが、私の意見としては文法からになると思います。厳密には文法と中学レベルの英単語学習が必須になると思います。この時点で同時に文法書や単語帳についているCDとかを利用してリスニングのための基礎力を培うのがベストかと思います。
Step2.次のステップ(TOEIC730位まで)
このタイミングではTOEICの問題集や参考書を利用して問題を解いてみると良いと思います。一通り文法のスキルは把握していると思いますので、何が誤ったのかわかると思います。文法的なミスなのか、ひっかけてきなミスなのか把握して、文法的なミスであれば細かな部分を詰めていきます。
また、この時点でリスニングのスキルをあげると良いと思います。シャドーイング、ディクテーション、いろいろと方法論がありますが、試してみて合う方法でいいと思います。合わない方法を続けるのはつらいですし。私はディクテーションが肌に合っていました。ディクテーションをして音読をするということをこの時期に繰り返していました。
Step3.基礎がため完了(TOEIC860位まで)
ちょっとスコアでみると高いスコアなのですが、実際にスコアそのものにあまり意味はないと思います。テクニックで100点くらいぶれることもありますし。ただ、このレベルを確保できる方であればリスニング的には困っていないと思いますので、ここを目指すといいと思います。ネイティブとお話ししてもゆっくりお話ししてもらえれば普通にお話しできると思います。
このタイミングの前後で英会話にシフトしていくといいと思います。英会話は1日可能であれば50分できると良いと思います。1年継続できれば全然違うと思います。
継続的な学習としては、TOEICを極めてもいいですが、TOEICを極めてもテストなのであまり意味がないかもしれないです。試験に興味があるのであれば、私はやっていませんが、英検やTOEFLにシフトしても良いかもしれません。
英字新聞の購読やNetflixでのリスニングにチャレンジできるのもこれくらいのタイミングかなと思います。その方法についてもまた別の機会に
ザーッと書いてきましたが、これが概略です。続いては2の会話力の方について同じ感じで書いておこうと思っています。 ではでは。
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