英会話勉強の話3:英会話のうまさは日常会話のうまさでもある

英語
Biljana JovanovicによるPixabayからの画像

前回の投稿から引き続き以下の私の解釈について書いて行こうと思います。

1.英語での送受信の能力(英語知識) × 2.会話力(何をどう話すか)

今日は、2.会話力(何をどう話すか)というところですね。個人的には外国の方と有意義なコミュニケーションをするときにはこちらの能力の方が大事と思います。しかもこのスキルはあまり英語学習とは関係ない気がします。

なんで英会話ができないのか、という問題を状況に照らして改めて考えてみますと大体以下のようなイメージではないでしょうか。

うまくお話ができない時の状況(とその原因)

  • 何いっているのかわからない(リスニングスキルの欠如)
  • 頭の中のイメージがうまく吐き出せない(ライティング、スピーキングスキルの欠如)
  • 緊張してしまって言葉が出ない(コミュニケーションスキルの欠如)
  • 話す内容がぐちゃぐちゃじゃないか気になってしまう(コミュニケーションスキルの欠如)

こうして考えますと、英語の技能の原因による部分と同程度コミュニケーションスキルに起因する問題もあると考えています。よく雑談がうまくできない、雑談の方が商談より難しいというご意見もこの辺が影響している気がします。

では、どこをどう鍛えるかというところが問題になるのですが、個人的に鍛えるべきは話す内容と話す内容の構成が大事と考えます。特に内容の方ですね。

内容力の話

日常生活において、会話を広げることがうまい方っていませんか。どんな話題でも興味深く、面白い、ウィットに富んだ切り返しがあってということができる人って確実にいます。こういう方は話題転換や共感力が高いような方と思いますが、こういった方は本来的には英語でもうまく会話できると思います。

ただ、日本語で会話をしていても薄い、白けた内容の会話に遭遇する状況があると思います。むしろこちらの方が多いかもしれません。
また、いっぱい話しをしていても、内容がなんだか薄いなって感じでしまうことがあると思います。こういう方との会話は日本語でも面白くないと思いますし、ましてや、語彙力が不足していて、文化的な背景も異なる英会話ではどうなってしまうのかということになりますよね。

生活している上で、会話が盛り上がらないことがあるのは避けられないと思いますが、なるべく避けたいと思うのが普通と思います。なので、日頃から話す内容、興味あることを広げておくということが大事かなと思っています。
普通、興味のあることはいっぱいお話ししたいと思いますし、お話しする内容のイメージがたくさん湧くと思います。また相手も同じ趣味だったりすると会話しやすそうな気がしますよね。そういう場合はお互いの趣味に対する情熱が高く、拙いコミュニケーションでも仲良く会話ができてしまったりするものです。

なので話題や興味の幅は常に広げていくようにすることが大事だと思いますし、それは無理だなという方でも自分が興味がある分野はしっかりとなぜ興味があるのか、どこが素晴らしいのかといった分析ができていると聞き手にとっては興味深い、有意義なコミュニケーションになるのだと思います。

構成力の話

次に構成の方なのですが、日常会話以上にビジネス会話に置いて重要な気がします。日常会話が割と散発的な会話である一方で、ビジネス会話はそもそも話す内容が決まっていたりしますので、構成力命だったりします。

イメージですとプレゼンです。やはり日常において聞きやすい話が出来る人が確実に存在します。
日常においてもいっぱいお話しされたものの、なんの話だったのや最後までわからない、最後になってもわからない、ということの経験があると思います。一方で、YouTubeに上がっていたりするスピーチは掴みの部分から締めまで聞き手を飽きさせないような工夫がきっちりされています。
思いがあっても伝えきれないという状況になってしまうので非常にもったいないのですが、別にこれも英語でなくても訓練可能ですよね。

この構成力の部分については、練習量が物をいう側面も大きいです。プレゼンの上手い人は年数百本とプレゼンを行っていて、状況を察知しながら構成を柔軟に変更できたりします。

結論

詰まるところ、英会話をうまくするためには当たり前ですが伝えたい思いが重要で、さらに思いをうまく伝えることについて訓練することが大事だということですが、実はこの部分については日本語の段階からかなりの部分で可能だということです。

次回からは、これらをわかったところでどう学習につなげていくか、というところについて書きたいと思います。 ではでは

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