今日からまた本格的に英会話に向けた勉強方法を記載して行こうと思っています。まずは英会話の基礎となる英語力編ですね。以前までに私はTOEICを1つの指標として次のような段階をセットしていたと思います。
Step1.初期段階の学習(TOEIC500位まで)
Step2.次のステップ(TOEIC730位まで)
Step3.基礎がため完了(TOEIC860位まで)
順々に書いて行こうと思います。今日はStep1について書いていきます。
Step1の方のテストの状況
TOEICで500点くらいまでの方は、テストを受験した後に時間の圧倒的不足感を感じると思います。リーディングは時間がなく、Part7の読解問題の最後まで到達できず、最後ランダムにマークシートを塗り潰しがちな段階と思います。
リスニングはPart2以降何をいっているのかわからない、という状況が頻発し、Part3,4では置いていかれてしまう感覚があると思います。ちょうど友達の輪にうまく入れないようなそんな状況だと思います。
結果を分析すると、リーディングのスコアの方が高めという方が多いかと思います。
実際に700点位までの受験者はおおよそ同じような傾向かと思います。なので焦らなくていいと思います。じっくりしっかり勉強していきましょう。
Step1の方の勉強方法
まずは分析ですが、スコアシートの文法や語法の部分を見ると、正答率が6割とかそういった水準なのじゃないかと思います。この時期の学習者の方は、どこかしら基礎が抜けている、または学んでいない練習していないことが問題に出てきてしまっているという状況だと思います。
前回までに述べたとおり、文法と中学レベルの英単語学習からスタートしましょう。文法と単語が英語学習、英会話、当然TOEICにおいても中核なスキルです。個人的には特に文法です。単語は際限のない勉強になりますのでじっくり付き合っていくエリアですが、文法はおおよそが決まっていますので固めてしまうと後々楽です。
おすすめの教材
英文法学習で私のお勧めの教材は、Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリルです。1億人の英文法やForestといった体系的にまとまった本も併せて購入しておきましょう。
英単語についてはベーシックな物であればなんでもいいです。例えば、キクタンベーシックなどが個人的にはお勧めです。単語帳の帯に対象スコアの記載があると思います。確認してみてください。
学習方法
英文法に関しては、ドリル的な薄めの本を中心に学習を進めてください。途中学習している本の解説を読んでいてわからない部分があったときは、体系的な解説本を読んでください。解説本の使い方が注意でこの段階では読み切る、覚え切るというよりも、ピンポイントで不明点を確認するに留めるのが大事です。解説本を読むのが辛くて辞めちゃうのはもったいないです。
英単語についても英語→日本語の一問一答的な使い方でOKです。日本語→英語という方もいますし、その効果はわかりますが、今は厳しいと思います。
文法は2週、単語帳は9割は把握できるまでにしましょう。
毎日3時間、隙間時間も活用といった感じで時間を確保して実施できれば、両方とも2週間くらいだと思います。またキクタンも一通り終わったら音源を聞きながら勉強してみてください。移動中に音源を流しつつ勉強というのも良いと思います。これはStep2以降でみっちり取り組むリスニング学習のための布石です
注意
勉強するときに気をつけていただきたいのが、どのステップにおいてもそうですが、肌に合わないことは続かないのでやめた方がいいということです。
特に初学者はそうだと思います。ネット検索をするといっぱいお勧めの教材が出てきます。ご紹介しておいて変な話ですが、自分にあったのが継続のためには一番だと思います。
私の場合は、あまり紙の本での勉強が向かなかったので、電子書籍、アプリがあるといった目線で極力参考文献を探しています。また厚い本から勉強開始すると高確率で心が折れます。解説本を読み流す程度に留める背景はそこにあります。絶対に辞めましょう。
結論
この段階で重要なことは勉強を継続的にしっかりとやるということです。少なくとも2時間以上毎日しっかりできれば、TOEICとしては次のステップに行けると思います。
次回はStep2について書いていきます。 ではでは。
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