英語力勉強の話は前回までで1度打ち切って、会話力の話をして行きましょう。
Part3くらいの記事で、英会話にあたっては意味のある、内容の深い英会話をするには、内容力と構成力が大事になってくると記事にしました。またこれらは日本語においても訓練が可能なことだという話もしました、
実際の訓練方法について書いて行こうと思います。
内容力の訓練方法
結論を言うと内容力の訓練方法は、英語学習における単語学習と同様でどれだけ興味の幅を広げられるかと言うことにつきます。なので、日本において日本語でも良いので、ニュースに流れているトピックにアンテナを張ったり、読書やYoutube,漫画でも良いので、あまり興味がある、興味がない、ではなくいろいろなことに目を通す、いろいろな考えを理解すると言うことが大事だと思います。
そうはいっても、相手が何を考えているかはわからないわけで、必ずしも常に話題が出せるとは限らないのがコミュニケーションの難しいところです。この場合には、相手から引き出すと言うことを考えてみてはどうでしょうか。
具体例
例えば男性であれば化粧品の話やお花の話、女性であれば非常にニッチなアニメの話やゲームの話になったとしたときに、興味ないから知らないと会話を切ってしまうことも日常において否定しません。結構苦痛だと感じる方もいるかもしれませんし、何より毎回そこから会話を広げる必要はないですからね。
ただ、この場合においても、「そのゲームは何が革新的なのか」や「そのお花はどこが好きなのか」みたいな疑問を持ちかけてみて、相手から話を聞き出してみましょう。大事なことは「はい、いいえ」の疑問ではなく、自由回答になる質問を投げかけてみて、自分が話題提供できそうなひっかけができるまで、自分の話題提供をスキップするということ大事かと思います。
その他
これは初めて人と会うときにも使える方法と思います。「週末は何をしているのか」「趣味は何か」といった質問は典型的な方法で、他にも着ている物やつかっているものから会話を広げると言うことができると思います。
会話をターン制ゲームのように考えて、スキップすると言う方法論で有効な方法と思いますが、いずれにしても、自分の興味の幅が著しく狭い場合には、ずっとスキップすることになりますので、相手からすると尋問を受けているような印象をもつかもしれません。なのでやはりある程度いろいろなことに興味を持つことが大事となります。
英会話に置き換えると
これは英会話においても同様です。広い興味がある人は意味のある会話が成立しやすいです。訓練すると言う観点では日本語も英語も変わらないのですが、英会話の場合には文化的な側面の違いが発生することは気をつけてください。
国によってはタブーな話題があります。極めて個人的な内容や、政治的な内容、宗教的な議論については触れないことがベターと思います。もちろん話題として登場することがありますが、日本人が思う以上に真剣なトピックであることが多いです。
また、英会話学習を用いて内容面の強化を測りたいのであれば、先生を吟味すると言うことが方法としてあると思います。通常のオンライン英会話スクールであれば、先生の専門性や興味、経歴といったものが簡単に記載されていると思います。それにひっかけて、トピックも合わせてレッスンを受けてみることでいろいろな話題や言い回しを学ぶことができると思います。
具体例
「DMM英会話」であれば、先生の紹介欄に経歴等々の他に、好きな本や映画といったある程度個人的な興味の記載があったりします。通常のレッスン予約は、時間を見て先生の検索をしてレッスンの予約と言う感じだと思うのですが、実は検索機能のページにフリーワード検索機能があります。
ここに例えば、「Jurassic Park」と入力し、検索をかけるとジュラシックパークに興味がある先生だけがヒットするので活用してみてください。
長くなったので構成力の話は次回にしようと思います。ではでは。
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