DMM英会話 教材No1. デイリーニュースの使い方 基本編

勉強法
TumisuによるPixabayからの画像

昨日DMM英会話がアウトプットに適したサービスだという話を書きました。今日はその中でもデイリーニュースの使い方について、私の使っている方法を書いていこうと思っています。

デイリーニュースとは:アウトプットに最適な教材

DMM英会話の教材の1つです。DMMは会員でなくてもオリジナル教材については無料で閲覧が可能なので是非見てみてください。DMM英会話の教材には全て10段階でレベルが付されていて、デイリーニュースLv5からLv10までの方が対象となっています。

https://eikaiwa.dmm.com/app/materials/levels

対象者は、「旅行中に問題なくコミュニケーションが取れる」方以上ということになります。こうしてみてみるとそれなりにハードルが高いなという印象を持たれるかもしれません。ただ、TOEICのスコアとしては、340〜530以上の方が対象ということなので、ある程度基礎的な学習が完了した方向けということで捉えれば良いと思います。

個人的にレベルはあまり気にしていません。教材の内容がわかれば使用して良いと思います。TOEIC900点でも全く話せない人はごまんといます。これは日本人の場合はスピーキングとそれ以外のレベルにかなりの差があるためです。つまり十分なインプットがありながらアウトプットする練習量が不足していることよる物です。なので改善のためには自分が理解できる教材でスピーキングに特化した訓練をすれば良いだけとも言えますね。

デイリーニュースの優れている点

いろいろDMMの教材はあると思うのですが、調べてみると皆さんデイリーニュースはかなりお勧めされていますね。私も次に理由からデイリーニュース、お勧めです。

毎日違うトピックがある

本当は自由会話が一番自力の強化になると思います。「そうは言ってもそんなに話すネタがないよ」という様になる方多いと思います。私もそうです。毎回ネタ探しする時間もないですし、デイリーニュースの様に旬なトピックを毎回用意してもらえるのは負担軽減という意味でかなり大きいです。

いろいろなテーマがある

これにより自分の好みに合ったレッスンを組み立てることができます。

デイリーニュースで取り扱っているテーマはかなり多岐にわたっていまして、科学、文化、エンタメ、ビジネス、健康、教育・・、しかも世界の記事もアジア、ヨーロッパ、という形で取り扱っています。これは大変ありがたくて、先生に合わせた記事にすることで先生に教えてもらうという使い方もできますし、何よりも普段あまり使わない領域の語彙力の強化につながります。

教材のパターンが一定

英会話スクールによってはテーマ会話の教材のパターンが一定でないものがたまにあリます。これは予習復習のパターン作りが難しいので個人的にはあまり好きではありません。

DMM英会話は基本的にパターンは決まっていて、語彙、文章、理解度チェック、ディスカッション、となっています。またディスカッションも本文に則した内容から関連テーマになる様な配列になっています。フレームワークは同じで内容が変わるだけなので、予習復習が容易です。

私の使用方法

それでは実際に私の使用方法を公開していきます。25分のレッスンを前提にしています。

事前準備

単語とディスカッションテーマを事前に読んでおきます。単語は大体の場合簡単だと思いますが、意味ではなく例文の使われ方、例えば自動詞なのか他動詞なのか、前置詞は何かなどに注意してみる様にしてください。あと25分という時間は少ないので、レッスン予約時に単語のセッションを飛ばす様にリクエストしておいています。単語については自分で学習可能です。

ディスカッションテーマについては目を通して何が問われるのかを確認し、回答の骨子を考えておきます。全部じゃなくてもいいですが、やればやるだけアウトプットの練習になると思います。日本語で回答の骨子を考えてもいいと思います。

例えば、本日(8月29日)のトピックとして、安倍首相の辞任の意向について早くもトピックになっています。テーマとしては「首相の退陣をどう思うか」「あなたが首相なら何に取り組むか」みたいな形で課題が出ています。それに大して漠然で良いのでYES、NOや理由などの回答の方向性を考えておくということですね。

レッスン中

文章の音読から始まると思います。この時にはリスニング、発音に注意しつつ意味を把握する様にしてください。お願いすれば先生が最初に音読をしてくれますので、その時はまずシャドーイングをして、次自分が音読する時には意味を確認していくというイメージで活用します。

レッスン中どんどん進んでいきますので、難しいかもしれませんが、文法的にないしは単語などでわからなかったところは明確にしておいてください。

ディスカッションについては、事前に考えたものを頑張って回答してみてください。先生からみて内容に不足があれば追加説明を要求する様な問いかけがあると思いますし、意図がわからなければ確認や意図を確認する質問が来ると思います。ここではそう言った先生から問いかけがあったことを把握しおく、先生が説明してくれた内容をよく聞いておくということを心がけてください

また、漠然と考えていた場合には「あれ、これ英語でどう言えばいいんだ」という日本語が英語にできない状況が必ずあると思います。それはメモをするなりして、確実に覚えておいてください。

レッスン後

ここが一番大事なところです。レッスン中の不明点をクリアしていきます。まず、文章でわからない箇所は精読したり、単語の意味を調べるなどしてクリアにしてください。これはそこまで負担感はないと思います。

次にディスカッションで指摘された事項についてもフォローしてください。その際に事前準備段階で形にしているものがあればそれを使うと良いと思います。形にしているものがない場合はノート等に書くなどして形に残すといいです。

残し方としては、追加説明が要求された場合には、追加説明の内容を英文で作成してみる。意図がわからないということであれば先生とのチャット履歴などから修正を行なってみる。英語での言い回しがわからないものについては言いたかった日本語とそれに対応する英語という形で残しておく様にします。

見込まれる効果

利点

事前準備をある程度することで負担感なくレッスンに入れると思います。またディスカッションに集中して取り組むことが可能だと思います。

またレッスン後の見直しをすることで、自分が話せなかった部分、不足していた部分が客観的にわかると思います。また復習の結果自分の意見のオリジナル英文ができると思います。これを頭に入れることで会話力が上がると思います。

欠点

時間がややかかると思います。ただ英会話スキルを身につけたいのであれば、アウトプットからのインプットは重要になるので、これはかけるべき時間と思います。

また、会話としての新鮮味が落ちてしまうという点は否めないと思います。事前に目を通すことによるメリットと引き換えに、いきなり話しかけられた時に会話として成立させることができるかという部分のトレーニングがやや不足してしまうと思います。一応それに配慮して事前段階では文章は読まない様にしています。またこの部分はカランメソッドなど別の訓練でカバーしています。

まとめ

DMM英会話のデイリーニュースの私の使い方について記載してきました。デイリーニュースはいろいろなトピックがあり、事前、レッスン中、レッスン後の取り組みをちゃんとこなすことで幅広な語彙や会話力がつくということについてお話ししてきました。実際に優れたカリキュラムだと思いますので、ぜひぜひ取り組んでみてください。

次にデイリーニュースの使い方についてもう1つ応用編の記事を書きます。ここまで読んで何を書くのだという感じを持たれるかもしれません。ここまでで合っても十分なものと思いますが、私のデイリーニュースはまだ終わっていません。詳細は次の記事で。ではでは。

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